平成30年 3月 定例会(第1回) 平成30年第1回
君津市議会 定例会会議録(第2号)1.開議の日時 平成30年2月27日 午前10時00分1.
出席議員 22名 1番
鈴木良次君 2番 下田剣吾君 3番 奈良輪政五君 4番 船田兼司君 5番 佐藤葉子君 6番 野上慎治君 7番 石上 塁君 8番
松本裕次郎君 9番 平田悦子君 10番
保坂好一君 11番 須永和良君 12番 池田文男君 13番 三浦道雄君 14番
橋本礼子君 15番
加藤喜代美君 17番 高橋 明君 18番 榎本貞夫君 19番 磯貝 清君 20番 安藤敬治君 21番 小倉靖幸君 22番 三浦 章君 24番 鴇田 剛君1.欠席議員 2名 16番 真木好朗君 23番
小林喜久男君1.
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長
鈴木洋邦君 副市長 石井清孝君 教育長 山口喜弘君
総務部長 黒川倫行君
企画政策部長 山崎 豊君
財政部長 高橋広一君
市民環境部長 長坂精一朗君
保健福祉部長 岸 行洋君
経済部長 小礒勇二君
建設部長 青柳修司君
教育部長 鈴木盛一君
水道部長 浦田 泉君 消防長 青木一志君
総務部次長(事)
総務課長(併) 選挙管理委員会
事務局長 茂田達也君
財政部次長(事)
財政課長 会計管理者(事)
会計課長 荒井淳一君 本吉健次君
監査委員事務局長 小石川 洋君
農業委員会事務局長 齋藤久夫君1.職務のため出席した者の職氏名
事務局長 加藤美代子 次長 粕谷一男 主任主事
茅野和佳子-----------------------------------
△開議 平成30年2月27日午前10時00分
○議長(
鈴木良次君) おはようございます。 ただいまの
出席議員は22名でございます。よって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 なお、16番、真木好朗君、23番、
小林喜久男君から欠席届が提出されておりますので、ご報告いたします。
-----------------------------------
△
議事日程の決定
○議長(
鈴木良次君) 本日の日程につきましては、会議規則第20条の規定により、議長において定め、印刷配布してございます。その順序に従いまして会議を進めてまいりますので、ご了承願います。
----------------------------------- (参照)
議事日程(第2号) 2月27日(火)午前10時開議 日程第1 議案第21号ないし議案第25号(
委員長報告、質疑、討論、採決) 日程第2 休会について
-----------------------------------
△日程第1 議案第21号ないし議案第25号(
委員長報告、質疑、討論、採決)
○議長(
鈴木良次君) 日程第1、議案第21号ないし議案第25号を一括議題とし、これより総括審議を行います。 去る2月20日の本会議におきまして各
常任委員会に審査の付託をいたしました案件につきまして、各
常任委員長から審査の経過並びに結果についてご報告をお願いいたします。 まず、
総務常任委員長、高橋明君から報告願います。 高橋明君。 (
総務常任委員長 高橋 明君登壇)
◆
総務常任委員長(高橋明君) ご報告申し上げます。 平成30年第1回
君津市議会定例会において、
総務常任委員会に付託されました平成29年度
補正予算に係る議案1件につきまして、去る2月21日午後1時から
議会全員協議会室において、委員8名
全員出席のもと本
常任委員会を開会し、市当局より
関係部課長の出席を求め、
慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 議案第21号 平成29年度君津市
一般会計補正予算(第5号)のうち本
常任委員会の
所管事項に係る予算を議題とし、審査をいたしました。 本議案は、歳出において総務費のうち
総務管理費、
財政調整基金積立金については、平成28年度
決算剰余金と本
補正予算における
一般財源の減額分などで、5億4,490万8,000円を増額補正するものであること。また、不
採算路線維持費補助金については、不
採算路線の
バス事業者への補助金の不足分、1,473万6,000円を増額補正するものであること。 次に、徴税費、
市税過誤納還付金については、主に
法人市民税の還付が少なかったことから、2,616万円を
減額補正するものであること。 次に、消防費のうち消防費、
消防救急デジタル無線施設関係費については、平成22年度から平成24度にかけて他市等と共同で整備をした
消防救急デジタル無線の契約に係る入札に際し、談合が認められ、
契約相手から関係市に
損害賠償金が支払われることとなったため、千葉県
市町村振興協会から受けた助成金の一部を返還するため、1,560万3,000円を増額補正するものであること。 また、
消防自動車購入事業、
小糸分署建設事業、
上総分署施設整備事業は、それぞれ事業費が確定したことから、合わせて2,030万円を
減額補正するものであること。 次に、公債費、
長期借入金償還金については、起債の
償還元金のうち、平成18年度に
元利均等償還、10年後
利息見直し方式で借り入れた起債について利率の改定が行われ、利率が下がったことに伴い、元金と利息の返済割合が変更になったことから、元金の不足分63万1,000円を増額補正するものであること。 長期及び一時借入金については、起債の
償還利子のうち、先ほどの
利率見直し方式の
利率改定による利息の減額分と、平成28年度起債借入について利率が確定したことなどから、2,460万8,000円を
減額補正するものであること。 次に、歳入について、繰入金4億1,472万円は
財政調整基金繰入金で、強い
農業づくり交付金事業に関して国の
繰越事業となり、交付金の受け入れが平成30年度となった事業費について、
財政調整基金からの繰入金で一時的に措置しようとするものであること。 次に、繰越金について、平成28年度の
決算剰余金で5億1,823万4,000円を増額補正するものであること。 次に、諸収入のうち雑入について、3,340万5,000円は
消防救急デジタル無線整備工事に係る
契約相手からの
損害賠償金であること。 次に、市債は、
消防自動車購入事業など事業費が確定したため、1,740万円を減額するものであるとの説明がありました。 次に、
繰越明許費は、
上総分署施設整備事業において、埋設物が発見されたことにより、撤去作業に不測の日数を要したことから、3,652万9,000円を繰り越ししようとするものであるとの説明がありました。 委員から、
繰越明許となる
上総分署施設整備事業の埋設物について質問があり、執行部から倉庫等の建設に伴う掘削工事において、想定していなかった
コンクリート片やれんがなどが見つかり、工事のおくれが生じたとの答弁がありました。 また、委員から、
財政調整基金積立金について、厳しい
財政状況の中、本
補正予算における積立金についての質疑があり、執行部から前年度の決算において剰余金が発生した場合には、翌々年度まで剰余金の2分の1以上の額を積み立てしなければならないため、本
補正予算においては取り崩し金額より
積立金額が多くなっているとの答弁がありました。 以上、
慎重審査の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が本
常任委員会に付託されました議案に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。
○議長(
鈴木良次君) 次に、
教育福祉常任委員長、
橋本礼子君から報告願います。
橋本礼子君。 (
教育福祉常任委員長 橋本礼子君登壇)
◆
教育福祉常任委員長(
橋本礼子君) ご報告申し上げます。 平成30年第1回
君津市議会定例会において、
教育福祉常任委員会に付託されました平成29年度
補正予算に係る議案4件につきまして、去る2月21日、午前10時から
議会全員協議会室において委員7名出席のもと本
常任委員会を開会し、市当局より教育長はじめ
関係部課長の出席を求め、
慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第21号 平成29年度君津市
一般会計補正予算(第5号)のうち本
常任委員会の
所管事項に係る予算を議題とし、審査をいたしました。 本議案は、民生費のうち
社会福祉費、心をつなぐ
福祉基金積立金については、平成29年度に受け入れた寄附金4件を基金に積み立てるため、115万9,000円を増額補正するものであること。
臨時福祉給付金給付事業国庫補助金超過交付返還金については、平成27年度に交付された
臨時福祉給付金給付事業、
国庫補助金及び
年金生活者等支援臨時福祉給付金事業国庫補助金において、給付金の申請者が見込みよりも少なかったために生じた超過金を国へ返還するため、912万2,000円を増額補正するものであること。
生活困窮者自立相談支援事業費国庫負担金超過交付返還金については、平成28年度に交付された
生活困窮者自立相談支援事業費国庫負担金において、
住居確保給付金の申請者が見込みよりも少なかったために生じた超過金を国へ返還するため、151万6,000円を増額補正するものであること。 次に、
障害者自立支援給付事業については、
障害福祉サービス費支給事業に1億370万4,000円を、
自立支援関連事業に388万8,000円を、また、
地域生活支援事業日常生活用具給付等事業については399万8,000円を、さらに
心身障害者(児)
福祉手当支給事業については517万6,000円を、それぞれ
対象者等の増加により増額補正するものであること。 次に、
自立支援給付費負担(補助)
金超過交付返還金については、平成28年度に交付された
障害者自立支援給付費国庫負担金の精算により差額を返還するため、1,230万2,000円を増額補正するもので、いずれも国・
県支出金を活用するものである。 また、
市老人クラブ助成事業については、
シニアクラブ連合会及び
シニアクラブに対する
県補助金が確定したことにより、財源を更正するものであること。
介護保険特別会計繰出金については、
介護保険特別会計の補正に伴い、
一般会計からの繰出金663万3,000円を、
後期高齢者医療関係事業については、
保険基盤安定負担金の確定に伴い927万3,000円をそれぞれ
減額補正するものであること。 次に、
児童福祉費、
児童手当給付事業については、
給付対象児童の減少に伴い5,300万円を、
保育園環境整備事業については、(仮称)
貞元保育園の
整備手法の見直しによる未
執行事業分の2,373万5,000円を、それぞれ
減額補正するものであること。 また、子どものための教育・
保育給付事業については、平成29年度における保育士の処遇改善に係る加算及び公定価格の増額改定に伴い、534万2,000円を増額補正するもので、国・
県負担金103万8,000円を充てるものであること。 次に、衛生費のうち
保健衛生費、
国民健康保険特別会計繰出金については、
国民健康保険特別会計繰入金額の確定により1,482万7,000円を、また、
各種がん検診事業については、受診件数の増加により、267万3,000円をそれぞれ増額補正するものであるとの説明がありました。 次に、教育費のうち
教育総務費、
幼稚園就園奨励費補助事業ついては、
対象世帯数の増加により216万9,000円を増額補正するもので、
国庫補助金を活用するものであること。 次に、
小学校費、
施設整備事業周西小学校受変電整備改修事業については、地中における設備の把握が困難であり、設計を見直す必要があることから、今年度の執行を取りやめ、設計等の見直しが完了後、来年度の
補正対応とするため、977万4,000円を
減額補正するものであること。
振興備品購入事業については、君津市
香木原カントリークラブからの寄附金を活用するもので、児童の投力向上のための
ストライクボードを購入する経費として8万円を増額補正するものであること。 次に、
中学校費、
施設整備事業(仮称)小櫃・
上総地区中学校統合施設整備事業については、
国庫補助金をより確実に獲得するため、平成29年度に事業の前倒しを可能であるとする申請を行い、交付が正式に決定したため、2億4,609万6,000円を増額補正するものであり、財源として
国庫補助金及び地方債を充てるものであること。 次に、
社会教育費、
民間開発発掘調査事業については、予定していた事業がなくなったことにより、930万4,000円を
減額補正するものであること。
市民文化振興基金積立金については、
基金利率が変動したことなどから20万8,000円を増額補正するものであること。
市民文化ホール関係費、
管理関係費185万5,000円及び生涯
学習交流センター管理運営事業45万9,000円については、
電気料等に不足が生じるため、それぞれ増額補正するものであること。
保健体育費、
スポーツ広場等管理経費については、
富士フイルム株式会社からの寄附金を活用するもので、
松丘スポーツ広場の
サッカーゴールと放送設備を購入する経費として50万円を増額補正するものであるとの説明がありました。 委員から、
施設整備事業(仮称)小櫃・
上総地区中学校統合施設整備事業に関し、
整備内容の詳細及び事業を前倒ししたことの意義について質疑があり、執行部から
整備内容については、統合後は小
櫃中学校の校舎を使用するため、経年による損耗や機能低下を復旧し、建物の耐久性を確保すること。また、教室数の確保のための増築棟の建設及び
間取り等の改修を行い、
教育環境の改善を図ることを目的とした大
規模改造工事である。事業の前倒しについては、条件の変更による
国庫補助金の減額等の不利益を避けること、また工期を2期で予定しており、1期目の
交付決定がされると2期目についても獲得しやすいといった傾向があるとの答弁がありました。 また、委員から、小
櫃中学校の
地区年数及び改修後の
耐用年数について質疑があり、執行部から
管理教室棟は昭和44年、
特別教室棟は昭和62年に建築されている。
長寿命化事業を計画的に行った場合、
鉄筋コンクリート造の
耐用年数は80年程度と考えられるため、適切な
維持管理をすることにより今後30年程度は使用可能と考えるとの答弁がありました。 以上、
慎重審査の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第22号 平成29年度君津市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とし、審査をいたしました。 初めに、
共同事業拠出金のうち
共同事業拠出金、
高額医療費共同事業拠出金については、4,443万7,000円を、
保険財政共同安定化事業拠出金については、2億2,085万9,000円をそれぞれ、
拠出見込み額の減のため
減額補正するものであること。 次に、
保健事業費のうち
保健事業費、
一般事務費については、君津市中央病院への国・県からの
調整交付金を支出するため、1,521万2,000円を増額補正するもので、国・
県補助金を活用するものであること。 次に、積立金のうち
国民健康保険基金積立金については、
国民健康保険基金利子の確定により、1,000円を増額補正するものであること。 次に、諸支出金のうち
償還金利子及び還付金、
国庫負担金等返還金については、前年度分の
療養給付費負担金等の精算による国庫等への返還のため、6,810万円を増額補正するものであるとの説明がありました。 委員から、平成28年度決算において、国保の検診率の向上を図るなどの取り組みで、財務状況が改善されたということであったが、本
補正予算においての影響について質疑があり、執行部から当初の見込みより
共同事業拠出金が減額となっていることから、
医療費適正化に向けた取り組みによる影響が見られたものと考えるとの答弁がありました。 以上、
慎重審査の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第24号 平成29年度君津市
介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題とし、審査いたしました。 総務費のうち
総務管理費、社会保障・
税番号制度システム整備関係事業については、
国庫補助金の額の確定により財源を更正するものであること。 次に、
保険給付費のうち
介護サービス等諸費、
居宅介護サービス給付費は
訪問介護等の利用者が見込みより多いことから、1,600万円の増額、
地域密着型介護サービス給付費は3,000万円の減額、
施設介護サービス給付費は1,500万円の減額により、合わせて2,900万円を
減額補正するものであること。 次に、
介護予防サービス等諸費、
介護予防サービス給付費については、
介護予防福祉用具貸与などの
サービスの利用が見込みより多いことから、500万円を増額補正するものであること。 次に、
高額医療合算介護サービス等費、
高額医療合算介護サービス費については、対象者が見込みより多いことから、300万円を増額補正するものであること。 次に、
特定入所者介護サービス等諸費、
特定入所者介護サービス費については、3,500万円を
減額補正するものであること。 次に、
地域支援事業費のうち
介護予防・
生活支援サービス事業費については、
訪問サービス等の利用者が見込みより多いことから600万円を増額補正するものであること。 次に、その他諸費、
審査支払手数料については、
介護予防・
生活支援サービス費の請求内容の審査や、
支払事務などの件数が当初の見込みより多いことから、1万円を増額補正するものであること。 次に、
基金積立金のうち
基金積立金、
介護給付費準備基金積立金については、運用利息が確定したことにより42万2,000円を増額補正するものであること、との説明がありました。 委員から、
介護サービス等諸費は
認知症高齢者グループホームなどを利用した際の給付費や、
介護保険施設へ入所した際の給付費との説明があったが、この減少理由について質疑があり、執行部から今年度途中に
介護療養型医療施設の廃止があり、一月当たり1,000万円程度の
介護給付費の減額を見込んだものであるとの答弁がありました。 以上、
慎重審査の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、平成29年度君津市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題とし、審査いたしました。
後期高齢者医療広域連合納付金のうち
後期高齢者医療広域連合納付金については、
保険料負担金及び前年度に受け入れた保険料の精算などにより1,646万6,000円を増額補正するものであり、財源として
収納見込額修正に伴い増額となった、
後期高齢者医療保険料を活用するものであるとの説明があり、
慎重審査の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が、本
常任委員会に付託されました議案に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。
○議長(
鈴木良次君) 次に、
経済環境常任委員長、
保坂好一君から報告願います。
保坂好一君。 (
経済環境常任委員長 保坂好一君登壇)
◆
経済環境常任委員長(
保坂好一君) ご報告申し上げます。 平成30年第1回
君津市議会定例会において、
経済環境常任委員会に付託されました平成29年度
補正予算に係る議案2点につきまして、去る2月20日午後2時20分から
議会全員協議会室において委員7名出席のもと本
常任委員会を開会し、市当局より
関係部課長の出席を求め、
慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第21号 平成29年度君津市
一般会計補正予算(第5号)のうち本
常任委員会所管事項に係る予算を議題とし、審査をいたしました。 本議案は、衛生費のうち
保健衛生費、
聖地公園事業特別会計繰出金については、
聖地公園事業特別会計において、
墓地販売数が当初見込みを下回ることが見込まれ、また前年度からの繰越金も予算に達しなかったことから、繰出金として924万3,000円を増額補正するものであること。
広域火葬場整備事業については、
君津地域4市の
共同整備に向け検討を進めている(仮称)木更津市火葬場において、4市
均等負担で合意した業務のうち、木更津市が平成29年度に実施し負担額が確定した
建設予定地の
現況測量業務や、
基本計画策定業務等の事業費について、本市が木更津市へ支払う負担金として、1,193万1,000円を増額補正するものであること。
農林水産費のうち農業費、
農業委員会委員関係費については、平成28年4月1日の施行により新制度に移行した
農業委員会に対し、担い手への農地集積、遊休農地の解消の成果実績により交付される交付金を
農業委員及び
農地利用最適化推進委員の報酬に加算するため183万円を増額補正するもので、
全額県支出金を活用するものであること。
有害獣被害防止対策事業補助金については、
事業要望額が国の交付金を上回り、一部の事業が実施できないため、4,363万1,000円を
減額補正するものであること。 新「輝け!ちばの園芸」
産地整備支援事業については、契約差金が生じたため、686万9,000円を
減額補正するものであること。
農産産地支援事業については、
事業要望額が県の交付金を上回り、一部の事業が不採択となったため、事業に要する1,084万9,000円を
減額補正するものであること。 強い
農業づくり交付金事業については、一部の事業が取り下げられたこと、また、今年度の国の要領改正により交付金の上限額が20億から10億円に引き下げられ、事業を2か年に分けて
交付決定を受けたこと、さらに
請負業者選定の入札により、多額の入札差金が生じたことから、10億3,835万1,000円を
減額補正するものであり、また、同事業に係る概算払いの額を市が一時的に立て替えるため、4億1,472万円を補助金から
一般財源に財源更生を行うものであること。 林業費、
サンブスギ林再生・
資源循環促進事業については、
県補助金の縮小により、本年度に予定していた福岡、戸崎地先の2.9ヘクタールの事業の実施が困難となったため、955万5,000円を
減額補正するものであること。 次に、商工費のうち商工費、
農村漁村活性化プロジェクト支援交付金返還金については、(仮称)
清和地区観光交流センターの整備にあたり、
当該施設の
整備計画の見直しにより、交付金が活用できる平成30年度までの期間内に施設を完成させることが困難となったため、これまで受けていた交付金928万4,000円を自主返還するものであること。 次に、土木費のうち
土木管理費、
地籍調査事業については、国の
補正予算による補助金の追加配分に伴い、
地籍調査を前倒しで執行するもので、
八幡地区及び
貞元地区に係る調査費として9,139万5,000円を増額補正するものであり、
県補助金を活用するものであること。
道路橋梁費の
減額補正につきましては、
小山野山高原線道路改良1,490万円、(仮称)
八重原線道路新設改良1,259万6,000円、
上湯江和田ノ
上線道路改良2,700万円、
大手内後楽線道路改良1,740万円、二号幹線五号支線1,855万8,000円、道路防災点検事業1,170万円、橋梁
長寿命化事業3,847万5,000円の7事業については、交付金の配分に合わせ事業を執行したこと、また六手中島線歩道整備380万円及び橋梁整備事業786万3,000円については、事業費の確定によりそれぞれ
減額補正するものであること。 都市計画費、都市計画街路整備事業については、交付金の配分に合わせ事業執行を見送ったことにより、710万円を
減額補正するものであるとの説明がありました。
繰越明許費、住民基本台帳事務関係事業については、個人番号カード交付事業及びマイナンバーカード等に旧姓を併記するためのシステム改修を継続して実施するため1,328万5,000円を、強い
農業づくり交付金事業については、9月末からの台風や長雨の影響のほか、文化財調査で新たな遺構が見つかったことにより工事着手がおくれ、今年度中に事業を完了できないことから、先ほど説明した概算払い額を除く2億2,528万円を、
地籍調査事業については、国の
補正予算による国・
県支出金の追加配分に伴い、事業を前倒し執行するため9,847万9,000円を、
小山野山高原線道路改良1,035万9,000円、(仮称)
八重原線道路新設改良3,030万7,000円、俵田山本線歩道整備事業527万円、橋梁
長寿命化事業1億3,654万7,000円の4事業については、地元の協議や用地交渉等に不測の日数を要し、年度内に事業を完了することが困難となったため、それぞれ翌年度に繰り越すものであるとの説明がありました。 債務負担行為の補正については、神門コミュニティセンターの翌年度以降の指定管理料について、期間と限度額を定め、債務負担行為を設定しようとするものであるとの説明がありました。 委員からは、強い
農業づくり交付金事業に関し、当初、国からの補助金を交付する予定だった事業者に対し、
一般財源において交付予定だった補助金を概算払いすることについて質疑があり、執行部からは、本交付金事業は国の交付金制度の中で概算払いできる前提で事業を進めてきたものであり、事業進ちょくのおくれに伴う繰越手続に際し、工事の完了区分が明確にできないことから概算払いを受けられないことが判明したが、その時点では事業者において交付金分の費用の工面をすることが難しく、また、事業の進行状況から、当該交付金の支払いがなければ事業が立ち行かなくなってしまうため、やむを得ず
一般財源で立て替える形で交付金の概算払いをすることとしたものである。親会社の経営を考えると、当該事業者の破産リスク等は限りなく低いものと考えるが、その負担を市が負うことのないよう事業が完了した次第、直ちに精算手続を行い、当該交付金の支払いが受けられるよう事務を進めたいとの答弁がありました。 また、委員から、神門コミュニティセンター指定管理料に係る債務負担行為に関し、他のコミュニティセンターより限度額が高いこと及び入浴施設のあり方について質疑があり、執行部からは限度額が高いのは入浴施設の
維持管理や使用料の徴収事務があるためである。入浴施設を含めた今後の施設のあり方については、債務負担の期間である2年間の中で、地域の意見を聞きながら検討していきたいとの答弁がありました。 また、委員から、
農業委員会委員関係費に関し、委員報酬を増額補正する結果について質疑があり、執行部からは成果として農地の利用集積においては、
農業委員会制度の改変があった平成29年7月から12月までの間に約11ヘクタールの集積の実績を残したこと。また、遊休農地の解消については、平成29年度において、平成28年と比べて約18ヘクタールの遊休農地の解消があったとの答弁がありました。 以上、
慎重審査の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第23号 平成29年度君津市
聖地公園事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、審査をいたしました。 本議案は、先ほど平成29年度
一般会計補正予算(第5号)における
聖地公園事業特別会計繰出金の中で報告したとおりでありますが、
墓地販売数が当初見込みを下回ることが見込まれたため、墓園使用料を895万4,000円、また、前年度からの繰越金が予算に達しなかったことから繰越金28万9,000円をそれぞれ
減額補正し、それに伴い
一般会計からの繰入金について、
一般会計において補正した額924万3,000円を増額補正するものであり、結果、歳入合計は当初と変わらず、5,700万円で同額であるとの説明がありました。 委員からは、墓園使用料の積算方法について質疑があり、執行部からは墓園使用料は過去3年の平均値から積算しているものであるが、平成29年度は過去の実績と比べ、市外の方の購入が半分以下であったことが大きな要因である。平成30年度当初予算案においては、本
補正予算での検討も踏まえ墓園使用料を積算しているとの答弁があり、
慎重審査の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が本
常任委員会に付託されました議案に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。
○議長(
鈴木良次君) 以上で各
常任委員長の報告は終わりました。 ただいま行われました
委員長報告に対する質疑を行います。 須永和良君。
◆11番(須永和良君)
総務常任委員会の
委員長報告に対して、ちょっと1点聞きたいんですけれども、不
採算路線維持費補助金1,473万6,000円の増額なんですが、赤字がふえればその分増額になるのかなと思うんですけれども、売り上げが落ちるか運行経費が上がるかすると赤字がふえると思うんですが、可能性としては役員報酬を上げても運行経費が上がるし、あるいは君津市外を走る当該事業者が持っている路線に新しいバスを買っても運行計費は上がるわけです。その辺のことついて質疑があったのかどうか、ちょっと教えてもらえればと思います。
○議長(
鈴木良次君) 高橋明君。 (
総務常任委員長 高橋 明君登壇)
◆
総務常任委員長(高橋明君) ただいまのご質問ですけれども、質疑はありませんでした。 以上です。
○議長(
鈴木良次君) ほかにございますか。 三浦道雄君。
◆13番(三浦道雄君) 私は
教育福祉常任委員長に2点ほど伺いますけれども、7ページの10款の教育費について伺いたいんです。2表の部分については、施設事業費としての継続費が記載されておりますけれども、このことについて、どういったような議論があったのかが1点です。 それから、23ページ、これは平成29年度の今回の
補正予算の総額2億数千万円ですけれども、このことについて、例えば国・
県補助金が6,927万円で、全体の28%であります。市債額が1億4,250万円で58%、いわば借金が大半だというふうに認識を持つんですが、それから
一般会計では3,432万4,000円の14%等が計上されているんですけれども、このことについて、使途も含めましてどんな議論がされたのか、2点伺います。
○議長(
鈴木良次君)
橋本礼子君。 (
教育福祉常任委員長 橋本礼子君登壇)
◆
教育福祉常任委員長(
橋本礼子君) 三浦議員の質問にお答えいたします。 付託されました議案の審査結果は、先ほどご報告したとおりでございます。特に質問はございませんでしたので、ほかの質問はないということで、以上でお答えいたします。